神様の平安に守られて生きる

突然ですが、質問です。

あなたは幸せですか?

あなたは神様にどれほど愛されているか知っていますか?

そして、神の平安があなたに与えられていることを知っていますか?

私たちは御言葉を通して、そのことを知ることができます。自分のアイデンティティがイエスキリストにあることを知っているからです。だからこそ「神の平安が私の内にある」と確信できるのです。

でも世の中には、そのことを知らない人が大勢います。

御言葉を知らない人。

キリストを知らない人。

私は毎日のように思います。

「神様を知っていて良かった。」「御言葉を知っていて良かった。」「神様に愛されていることを知っていて良かった。」

もし神様がいなかったら、私は今ここにいなかったでしょう。

同じように、あなたの人生も神様がいなければ成り立たなかったのではないでしょうか。

先日、日本のニュースでこういうデータを見ました。日本には1,100万人以上が障害を抱えており、そのうち600万人以上が精神的な問題を抱えているそうです。

この数字は、この国における心の痛みの深さを表しています。

私は日本が大好きです。文化も、技術も、本当に素晴らしいと思います。でも、その背後には「孤独な世界」が存在します。助けを求められない人たちが沈黙の中で苦しみ、希望を失い、自ら命を絶ってしまう現実があります。

だからこそ、私たちは光である必要があります。暗闇にいる人に、神の愛と平安を届ける存在として。

私の心に強く響いた聖書箇所があります。

ピリピ 4:6-7

「何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人知を超えた神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。」

この言葉を書いたのはパウロでした。しかも彼は牢獄の中にいたのです。

自由もなく、命の保証すらない状況で、彼は「平安」や「感謝」について語ったのです。ここから分かることは、神の平安は外側の状況に左右されないということです。本当の平安は「主に信頼すること」から来るのです。

マタイの福音書にはこう書いてあります。

マタイ 11:28

「すべて疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのもとに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」

でももしこの言葉をそのまま日本の方に伝えると、こう返されるかもしれません。「休む?でも仕事をやめられないし、生活費は誰が払うの?神様が代わりに働いてくれるの?」

私自身も以前はそう考えていました。

しかし、御言葉を知ることで、本当の意味を理解するようになりました。神様は私たちの代わりに働くわけではありません。でも、私たちに知恵と力、そして心のバランスを与え、平安をもって日々を歩めるようにしてくださるのです。

神の平安は、どんな危機、ストレス、プレッシャーよりも大きなものです。だからこそ、恐れなく信頼できます。

あなたは恐れる必要はありません。あなたは一人ではありません。あなたは耐えられない重荷を背負う必要はありません。

神はあなたを見捨てることなく、必要を満たしてくださいます。心の必要も、霊的な必要も、物質的な必要も。だからこそ、安心してすべてを委ねることができるのです。

この世界では多くの人が不安と孤独に苦しんでいます。でも、神の平安はどんな状況の中でも私たちを守り、心を強めてくれます。

あなたも今日、主に委ねてみませんか?

まだ見えなくても、すでに神様はあなたのために働いておられます。その平安を信じ、心に受け取りましょう。

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