敬う心 パート①

あなたには、尊敬する人がいますか。いつも誰に敬意を払って生きていますか。

会社でも学校でも、誰かに敬意を払うことは必要なことで、とても大切なことだと思います。また、小さい時からそれを教わって育ってきたと思います。

聖書には、お互いに愛し合うこと、敬意を払うことについて何度も言っています。それは、私達が敬意を持つときに、神様から素晴らしいもの、報いを受け取ることができるからです。

敬意という言葉には、価値があるものとして見ること、尊敬すること、重みがあるものなどの意味があります。

なので、私達が敬意を持つとき、相手を尊敬し、価値があるもとして見ることができます。

ある人は、「敬意払ってるよ。だって敬語使ってるから」と言うかもしれません。しかし、敬意はただあなたが話している言葉だけではなく、それ以上のものです。

あなたの内側でおこり、それが外に出てきて態度として目に見える形になります。敬意は私達の話すこと、態度、考えから来て、この全ては私達の心につながっています。

なので、私達の心にいつもどんなことを入れているかがとても大切です。

それは聖書にも書かれています。

第2ヨハネ1章8節を見てみましょう。

彼らと同じ道をたどって、これまでの労苦が水のあわとならないようお願いします。あなたがたには、ぜひとも、主から十分な報いを受けてもらいたいのです。

この前後の箇所を読んだら、よく話の内容が分かると思うのですが、ヨハネはここで、私達がどんなこと、どんな情報、教えを日々聞いて、心の中に入れているかを注意するように言いました。

人達は、神様の教え通りに歩んでいたのですが、偽教師がそれに反対し、でたらめなことを言いふらし始めました。

彼らがその間違った教えに耳を傾け、神様の教えの道から外れていってしまいました。

どんな言葉を聞いて、栄養を蓄えているかによって、私達の成長が変わってきます。

それは、日々の食事と同じことです。栄養のある食事を摂っていると、健康を保つことができ、力がつきます。しかし、悪くなったものを食べると、お腹などが痛くなったりと、健康に害を及ぼす可能性があります。

ここでいう栄養とは神様の言葉、信仰の言葉です。反対に、不信仰、疑い、偽り、不安の言葉は私達の成長を妨げるものです。

なので、自分の中にどんな言葉を入れているかを注意して見なければなりません。

また、間違った教えを聞いて、あなたの大切な時間を無駄にしないでくださいと教えてくれています。

ヘブル13:14 もし私たちが、初めてキリストを信じた時と同じ気持ちで神に信頼し、最後まで忠実であれば、キリストにある祝福を受けることができるのです。

私達が、何か神様から使命を与えられたとき、最初は頑張ろうとしますが、だんだん、「ほんとにできるかな?」「乗り越えられるかな?」と疑問に思ってしまうことがあるかもしれません。

また、周りから聞こえてくる「もう、辞めたら?」「諦めなよ。無理だから」という声に耳を貸してしまって、それに引きずられてしまうこともあります。

その声に集中しすぎてしまうと、自分の中で大きくなり過ぎて神様の声が聞こえなくなり、やるべきことを見失ってしまします。

もちろん、クリスチャンでも大変な時はあります。しかし心配しないでください!!

私達には神様がついてくれています。神様が力をくれるので不可能はありません。

聖書に、ヨシュアとカレブという2人の有名な話があります。

かつて主がモーセにカナンという約束の地に偵察隊を送り込めといって、モーセは12人送り込みましたが、その中で、中に入って占領できるといったのヨシュアとカレブの2人だけで、他の10人は状況を見たり、聞いたりした情報から挫折してしまいました。

2人だけが主が共にいるから恐れてはならないといい、最後まで忠実でした。彼らは、主がモーセを通して言ったことを心に入れて、信じて行動しました。

この信仰の行動、心の行動こそ、神様を喜ばせる敬意でした。

ただ単に丁寧な言葉をつかう、とりあえず挨拶しておく、後でうるさく言われるのが嫌だから聞いておくのは神様が言っている敬意じゃありません。

神様がいったことを心で信じて行動するとき、それが敬意になります。それを神様は喜んでいて、そういう人に報いを与えたいと思っています。

神様はお父さんで、子供である私達を祝福したい、一番いいものや必要なものを与えたいと願っています。最高のことです!

敬意のある心は肥えた土で、そこに御言葉である種が植えられるとき、植物はよく、早く成長します。その心を持っていると、実である祝福が大いにやってきます。反対に、私達が御言葉を信じない時、心で疑うとき、神様が受け取ってほしいと思う祝福が受け取れなくなってしまいます。

最初にも言いましたが、敬意は心と繋がっていて、それが外に出てきた態度です。なので、相手のことをどう思ってるか、どう考えているかがとても大切です。また、心の中にどんな言葉を入れているかもう一度見直してみてください。

すべては、まず神様に敬意を払う、神様を信じて最後まで忠実でいることからはじまります。

次のブログでこの話の続きをしたいと思うので、楽しみにしていてください。