働く」ということを聞くと、あまり良いイメージを持たない傾向が高いと思います。一般的に、「働く」ことは面倒くさいと思われ、職場のことを考えれば、鳥肌がたつ人もいるでしょう。しかし、仕事がどれほど大変であっても、毎月の家賃などを支払うために、しなければなりません。また、特に危機の時に仕事がなくなると、さらに苦しくなるので、無職より仕事があるだけましです。
危機と言えば、多くの危機は仕事と直接関連があると思います。よく考えると、多くの人は仕事を通じて自分の価値を決めつける傾向があり、生きるために仕事をします。仕事が好きでもそうでなくても、関係がありません。とにかく仕事をしなければならないと思っています。しかし仕事がないと、絶望的になります。金銭的に困り、家族が崩壊し、平安を失い、何もうまくいかなくなります。
ところが、危機は不可避です。自分の損失を嘆いても、あなたの状況に何の変化をもたらさないし、逆にさらに酷い状態になる可能性が高いです。なぜなら、重要なのはあなたがどういう目で危機を見ているかということだからです。あなたの見方によってあなたが成功するか否か決まります。
「危機」の言葉をよく見ると、その熟語の終わりは「機会」の言葉の始まりと考えられます。つまり、危機を終わりにしたいなら、まず危機から機会を作ることが重要なのです。
危機を乗り越える方法に深く入る前に、「働く」ことについてもう少し考えたいです。多くの人は働くことに対して悪いイメージを持っているのは、自分の人生の目的が明らかではないからです。なので、面倒くさいと思いがちです。
自分の人生の目的を理解するためには、その創造主のことを知る必要があります。なぜかというと、私たちを造った神様は、ある目的を持って私たちを造ったはずだからです。例えにするとしたら、誰かある電気製品を作る時、利用者が適切に使えるように、製品と共に説明書も送ります。私たちも自分の人生の説明書である聖書を持っています。なので、聖書が私たちについて何を書いているのか見てみましょう。
創 1:26-28
神は仰せられた。「さあ人を造ろう。われわれのかたちとして、われわれに似せて。彼らが、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配するように。」神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。神は彼らを祝福された。神は彼らに仰せられた。「生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地をはうすべての生き物を支配せよ。」
人間は神様と同じ性質を持って造られた被造物です。しかしながら、それだけでなく、この世を支配するために造られ、ある使命も任されました。それは、「生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地をはうすべての生き物を支配せよ。」簡単に言えば、それは私たちの人生の目的です。別の言葉を使って言うと、神様は私たちを働くために造られました。私たちは自分の使命を果たすと達成感もでき、全てを意味します。
次に、もう一つの重要な点は、あなたの仕事とあなたの働きには違いがあることです。それらは同じことではありません。あなたが午前9時に会社に入り、午後6時に会社を出て、毎月給料を受け取り、仕事に人生をかけ、65歳以上になったら退職するのは、あなたの仕事です。しかし、それはあなたの働きではありません。なぜなら、あなたの働きはあなたの人生の目的と繋がっているからです。
神様はあなたが働くために、あなたを造りました。なので、働くことによって自分の人生の目的を果たすことができるのです。あなたが働くことで充実した人生を送ることができる上に、あなたの周り、この世の人たち、また、神様の国も祝福されます。
仕事をすることで様々な経験を得ることができ、スキルも身につけられます。また、仕事もあなたの働きを貢献することがあります。しかし、仕事がなくてもあなたから働きがなくなることはありません。それは、働きはあなたの内にあるからです。要するに、仕事がなくてもあなたは働くことができます。それで、どのような危機に直面してもあなたは栄える機会を生み出すことができます。あなたはそのために造られたからです。そしてあなたが働くことによって、神様の祝福が放たれます。仕事をすることによってあなたは支給を受け取りますが、働くことによって神様があなたに繁栄をもたらします。
今回のブログは前半だけです。今度改めてこの課題について一緒に考えたいので、見逃さないでください。